Story
2026.07.22
「憧れ」を「プロの誇り」へ。新人営業がAudiという至高の一台を届けるまでの挑戦。
洗練されたデザインと圧倒的な存在感を放つ、プレミアムブランド「Audi」。その正規ディーラーのショールームは、足を踏み入れた瞬間に他とは違う張り詰めた美しさと迫力に満ちている。
GNホールディングスのAudi営業部で奮闘する新人営業の彼は、かつて抱いたブランドへのピュアな憧れを胸に、この華やかな世界へ飛び込んだ。
しかし、待っていたのは経験豊富なベテラン営業たちと、経営者や医師をはじめとする富裕層のお客様。
圧倒的な知識の差や言葉遣いの壁に直面しながらも、持ち前の明るさとレスポンスの早さで信頼を勝ち取っていく、若きセールスの成長の軌跡。
Iさん
GNホールディングス株式会社
Audi高前 セールス
山口県出身。大学進学を機に群馬県へ。就職活動で営業職に興味を持ち、以前から好きだったアウディに携わりたいという思いから、2024年にGNホールディングスへ入社。現在はAudi高前で、新車販売やアフターフォロー、保険提案などを担当している。
Audiとの出会いは高校生。テニスに打ち込んだ大学時代を経て営業の世界へ
彼とAudiの出会いは高校生にまで遡る。親がAudiに乗っていたこともあり、昔から家族でAudiに乗る環境で育った。車への愛着は自然と育まれていく。
大学進学を機に群馬へと移り、部活動のテニスに没頭。当初はスポーツトレーナーを目指していたが、就職活動を控えたある時、心境の変化が訪れる。
「人と深く関わる営業職に挑戦してみたい、と思ったんです。
それなら、自分が昔から一番大好きで、価値を知っているAudiの魅力を、今度は自分の言葉でお客様に伝える仕事がしたい。高級車をスマートに売る姿への憧れもあり、この道を志望しました」
圧倒されたショールームの迫力。ベテランの技と言葉遣いの壁に挑む新人時代
念願が叶い配属されたショールーム。しかし、一歩ピットやフロアに入ると、新人の彼は文字通りその空気に圧倒されることになる。Audiの厳格なルールに基づいた巨大な展示スペース、そして周囲を固めるのは経験豊富なベテラン営業ばかりだった。
「お客様も経営者やドクターなど、一線で活躍されている富裕層の方々が多く、最初はとにかく緊張しました。一番苦労したのは、ベテランの先輩方との圧倒的な『知識量の差』です。基礎知識はあっても、先輩方はAudiの細部へのこだわりをストーリーにして熱心にお客様へ伝えている。さらに、学生時代の話し方の癖が抜けず、失礼のない言葉遣いを身につけるのにも必死でした」
毎日が勉強であり、プレッシャーとの戦い。それでも彼は、分からないことがあれば年の離れた先輩たちへ素直に質問を重ね、メーカー研修や年次研修もフルに活用して知識を自信へと変えていった。
金額ではなく「私の対応」で。初めて一人で掴み取った信頼の瞬間
そんな彼に、忘れられない転機が訪れる。これまでは先輩のサポートを受けながらの商談だったが、ついに最初のアプローチから見積もり、成約までを「完全に一人」で担当する機会がやってきたのだ。
「展示車の説明から始まり、試乗をご案内し、お見積内容の確認まで、すべて自分の力で進めました。Audiは決してお値引きなどの『金額面』だけで選ばれる車ではありません。車の本質的な魅力と、何より私の対応面を信じて納得していただき、ご成約をいただけたんです。あの時の達成感とやりがいは、今でも胸に深く残っています」
さらに嬉しかったのは、大学時代のテニス部のコーチからの紹介で、プロテニス選手のご成約をいただいたこと。大好きなテニスという絆を通じて、Audiという至高の一台を届けることができた瞬間だった。
売る前に「知る」。先輩の背中から学んだアイスブレイクの真髄
一人で売る喜びを知った彼だが、先輩たちの商談を見るたびに、プロとしての基準の高さに背筋が伸びるという。
「自動車の営業は、どうしても『売りたい』という気持ちが先行してしまうと、お客様に嫌悪感を与えてしまいます。大切なのは、商談に入る前のヒアリングとアイスブレイク能力。お客様がどんな用途で、どこに魅力を感じていて、本当は何を欲しているのかを細かく『知る』こと。良い雰囲気を作りながらニーズを解きほぐしていく先輩の姿から、プロとしての意識を学びました」
そんな彼自身が日々の業務でこだわっているのが、「超迅速なレスポンス」と「とにかく明るく元気に」行動することだ。
「どんな連絡や仕事でも、まずはすぐに手を付けて反応する。仕事でもプライベートでも、時にはツラい瞬間もありますが、自分が明るく行動していれば、自然と周囲を巻き込んで店舗が良い雰囲気になる。そう信じて毎日の接客に向き合っています」
目指すは安定したトップセールス。次は自分が質問しやすい先輩になる
平日は大好きなドライブや旅行を楽しみ、時には山口の実家まで車を走らせてリフレッシュする。オンとオフを器用に切り替えながら、彼の視線はすでに1年後の未来を見据えている。
「今は月によって販売台数にムラがあるので、毎月安定してお客様にAudiを届けられる営業になりたいです。そしてもう一つ、新人の頃は先輩に質問するだけでも緊張した経験があるからこそ、次に入ってくる後輩に対して、自分から積極的に声をかけて『一番質問しやすい先輩』になりたいと思っています」
憧れのブランドの看板を背負い、一歩ずつプロとしての階段を上る。ショールームに響く彼の明るい声は、これからも多くの人々とAudiの運命の出会いを彩っていく。